
Lucevo合同会社 ボイス愛育トレーナー 宮下 えり
心の声が、私の道標
略歴
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高校卒業後芸能プロダクションに所属。10年ほどの活動を経て、ドラッグストア・美容関係の会社へ就職。育休中に第二子を死産し、退職。
その後、個人企業主として在宅での子育て支援業をスタート。2025年2月会社設立。
子育て支援業だけでなく、声優・モデル・ナレーターとしても活動中。
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現在の仕事についた経緯
私はもともと、美容の仕事が大好きで毎日楽しく働いていました。
育休を取得したけれど、必ず復帰をするぞ!!と思っていました。
けれど、、、第二子を死産し、育休は打ち切りとなり、
死産の子の産休後は復職か退職かを迫られることに。
長男と一緒に過ごす時間を大切にしたい気持ちと、
年度途中での入園の難しさから、退職を決意しました。
子ども・仕事・収入を一度に失い、心も体も空っぽになりかけていた矢先、
世の中はコロナ禍へ。
「外に働きに出る」という選択肢がますます遠のいていきました。
在宅でできる仕事を模索し、いくつものビジネスに挑戦しましたが、
思うような結果は出せず、心が折れそうに…。
そんな中、次男を出産。
喜びの一方で、二人育児は想像以上に大変で、
仕事がうまくいかない焦りから、
気づけば子どもたちに怒鳴ってしまう日々が増えていました。
「このままでは子どもも私も壊れてしまう」
そう強く思った時に出会ったのが 子育てコーチング でした。
学び始めると、子どもへの関わり方が変わり、
育児が驚くほど楽しくなり、笑顔を取り戻すことができました。
そこから「子育てに悩むママの役に立ちたい」と思うようになり、
学びを深めていく中で EQ(心の知能指数) に出会いました。
AIが加速的に進化していく今の時代。
それでも決してAIに代わることのできない「心」。
幼少期からEQを育てることができれば、
子どもの未来も、ママ自身の未来も、もっと明るくなる。
その想いから、現在は
「声と言葉から心を育てる子育て」 をテーマに活動しています。
孤独な子育てを“孤育て”にしない。
親と子が共に育つ“共育”のあり方を、
私自身の経験を通して伝え続けています。
仕事へのこだわり
――「ママなのに」
そんな言葉に、何度も心を縛られてきました。
ヒールを履いたらダメなの?
月に一度、美容院に行ったらわがままなの?
子どもを置いて、一人で出かけたら母親失格なの?
子どものお世話を後回しにして、自分の美容タイムをとるなんて。
泣いている子どもをすぐに抱き上げないなんて。
子どもが舐めるかもしれないのに、ハンドクリームを塗るなんて。
――「ありえない!」
そうやって、自分を削りながら「ママ」を生きてきた時期がありました。
その時はそれが正しいと思い込んでいたのです。
「子どもの笑顔さえあれば、私はそれでいい」
そう自分に言い聞かせていました。
でも、気づいたんです。
それはいいママなんかじゃなく、ただの自己暗示だったと。
自分を大切にできない私が、
本当に子どもを大切にできていたのだろうか?
だからこそ、私は決めました。
自分の人生を思い切り楽しむ姿を、子どもに見せようと。
そうすれば子どもはきっと、
「早く大人になりたい」
「大人って楽しそう!」
って思えるはずだから。
子どもは生まれた時、100%自分の気持ちを表現しています。
けれど「早くしなさい」「静かにしなさい」と抑え込まれていくうちに、
だんだんと殻に閉じこもってしまう。
私は、その可能性を閉ざしたくない。
子どもが持つ力を100%引き出せるような育児を届けたい。
親も子も、自分らしく楽しみながら共に育っていく。
そんな“共育”の環境をつくること。
それが、私の仕事へのこだわりです。
今後の展望・私の夢
私の夢は――
「子どもが大人になるのを楽しみにできる社会をつくること。」
ママやパパがいつもイライラしていたり、
「仕事いやだなぁ…」と言いながら働いている姿を見て、
子どもはどんな未来を思い描くでしょうか。
私は、ママやパパが人生を楽しみ、
夢中になって働き、生きている姿を見せることで、
子どもたちが自然と
「大人っていいな」「早く大人になりたい」
そう思える社会をつくりたいのです。
その土台となるのが、幼少期から家庭で育まれる EQ力(心の知能指数)。
感情を感じる力、表現する力、そして人とつながる力。
これらを日常の中で親子が一緒に育んでいければ、
子どもの未来は、もっと自由で、もっと輝くものになると信じています。
そのために、私はまず仲間を探しています。
私の想いに共感し、共にママたちへ届けてくれる仲間を。
そして全国各地で 「ボイス愛育トレーニング」 を広げていきたい。
ボイス愛育トレーニングは、
普段の遊びの中に取り入れられる工夫ばかり。
EQを育むための大切な5つの要素のひとつ「ふれあい」を軸に、
親子でしっかり向き合える時間を増やしていきます。
子どもが小さな頃はそばにいても、
成長するにつれて「習い事=預けるもの」となってしまいがち。
でも、私はそこに新しい選択肢を届けたい。
「習い事=親子で一緒に楽しむ時間」
そんな文化を根づかせたいのです。
子どもが心から「未来が楽しみ!」と思えるように。
そのために、私は今日も声と言葉で心を育てる活動を続けています。
若者へのメッセージ
ママになると、
一日24時間、365日が「自分だけのもの」ではなくなります。
思い描いていたのと違う…
「こんなはずじゃなかった」と感じることも、きっとあるでしょう。
でも、忘れないでほしいのです。
あなたの人生は、一度きり。
その大切な時間を、我慢や自己犠牲だけで埋め尽くすのはもったいない!!
あなたがあなたらしく生きること。
それこそが、子どもにとって最高の贈りものです。
ママやパパが楽しそうに笑って、
「自分の人生を生きている姿」を見せること。
それが子どもにとっての希望となり、
「大人って楽しそう!僕も、私も、早く大人になりたい!」
そう思える未来につながっていくと、私は信じています。
人は、何歳からでも変われます。
けれど、誰かが変えてくれるわけではありません。
自分自身が「変わる」と決めたその瞬間から、
未来は少しずつ変わり始めるのです。
過去のあなたが、今のあなたをつくりました。
そして、今のあなたの選択が、これからの未来をつくっていきます。
もし今、未来を思い描いたときに
「ちょっと理想とは程遠い…」と感じるなら――
その価値観を、一緒に手放してみませんか?
そして、お子さんと一緒に、
自分らしく、笑顔で成長していけるママになりましょう。
私は、そんなあなたを全力で応援しています!!