のだクリニック 院長 野田 尚孝

誠実に、謙虚に、熱心に診る。

のだクリニック
院長 野田 尚孝

略歴
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1994年 福岡大学医学部卒業後、福岡大学病院第二外科に入局。
沖縄県浦添総合病院で初期研修のち福岡大学病院外科および小児外科修練
2003年 福岡徳洲会病院 外科医長
2005年 デンマーク コペンハーゲン大学 王立病院 外科留学
2007年 福岡大学病院 消化器外科
2009年 福西会病院 外科部長
2023年 同 副院長
2024年10月 のだクリニック 開業
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現在の仕事についた経緯

 私は、医師である祖父や父の背中を見て育ちました。幼い頃から医師という職業がとても身近で、自然とその道を目指すことになったように思います。
医業は、人助けをして「ありがとう」と感謝されることの多い仕事です。人の役に立ち、必要とされる点にやりがいや魅力を強く感じました。それが、この道を選んだ一番の理由かもしれません。

仕事へのこだわり

 大学を卒業してから外科医として歩み始め、特に胃腸疾患や癌治療に力を注いできました。大学病院や地域の中核病院で、数多くの患者さんの診療や手術に携わってきた中で、多くのことを学ばせていただきました。
 それなりに経験を積んだつもりですが、今でも医師として学ぶべきことは尽きません。生死に関わり続けて感じることは、技術や知識を磨き続けることは当然ですが、「病気」だけでなく「人の気持ち、こころ」にも目を向けなければ、本当の意味で人間を癒す医療にはならないということです。
親身になって患者さんやご家族と心を通わせることで、信頼関係が生まれ、治療の経過にも良い影響を与えます。これは、これまで出会ってきた多くの患者さんから私が教わった、医師として最も大切にしていることです。

今後の展望・私の夢

 クリニックでは主に内科疾患を中心に診療していますが、外科医としての経験を生かし、肛門疾患や皮膚の腫瘍に対する日帰り手術も行っています。
 これまでに培ってきた技術や知識を地域の医療に還元し、患者さんにとってより身近な存在であること、健康への不安や病気による苦痛を少しでも和らげ、安心して生活できるようサポートをしていくことが、これからの私の使命だと考えています。

若者へのメッセージ

 最近は「働き方改革」など、ストレスを減らすことが強く求められる時代になってきました。心と体の健康を保つことはとても大切ですが、夢や目標を叶えるまでの道のりは平坦ではありません。
誰もやりたがらないことにあえて挑戦すること、若い頃の苦労は買ってでも経験すること──それらは必ず、自分の将来に役立つ「力」になります。
 長い人生の中では何年も遠回りしたり、また挫折したりすることもあるでしょう。しかしそのすべてが人としての深みを育ててくれます。
そして自分を育て、支えてくれる家族や先輩、仲間たちへの感謝の気持ちを、いつも忘れずにいてほしいと思います。

のだクリニック
https://noda-onaka.com/