
株式会社LOGLEE 代表取締役 中島 卓人
"不言実行"の連続
株式会社LOGLEE
代表取締役 中島 卓人
略歴
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2011年明治大学情報コミュニケーション学部を卒業。
新卒で株式会社ユニクロに入社し、九州3店舗の運営に従事。
その後兼松株式会社→株式会社サイバーエージェント→Indeed Japan株式会社を経て、
2024年に独立。
現在はWeb・広告・SNSを掛け合わせた横断的なマーケティングで、
多岐にわたる企業・地方自治体に対して、採用・認知・来店促進などの課題解決を支援。
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現在の仕事についた経緯
30歳を迎えた頃、周囲の友人たちが独立し、自らの価値を市場に投じていく姿を目の当たりにしました。新たなフィールドへと踏み出す姿はどこか羨ましく、いつか自分も挑戦してみたいという気持ちがありました。ただその頃の自分は、結婚や子どもの誕生という大きなライフイベントの真っ只中にあり、一歩を踏み出す決断ができませんでした。
30代後半に差し掛かり改めて人生を見つめ直したとき、ふと「今、自分にしかできないことをしたい」「自らの力で道を切り拓きたい」という想いがまた込み上げてきました。そこから迷いはなく、すぐに独立を決意しました。
仕事へのこだわり
20代前半の自分は、正直扱いづらい新人だったと思います。自分が「やる必要がない」と思ったことはやらず、上司から見たら扱いづらい部下だったと思います。年齢を重ねてキャリアを積んで同じ立場になったとき、かつての上司がどの視点で自分を見ていたのかがようやく理解できました。当時の自分はなんて浅い人間だったのだろうと苦笑するしかないですが、この気付きもまた成長の過程には必要だったと思っています。
自分が大切にしているのは、「量が質を作り上げる」ということです。手を動かして試行錯誤を繰り返した先にしか、正解の輪郭は見えてこないと思っています。質を上げるために必要なのは、自分一人で抱え込む時間を長くするのではなく、相手にぶつけて会話する回数を増やすこと。その積み重ねが、期待を超える結果を生み出し、「この人とまた仕事をしたい」という感情を想起させる鍵になると確信しています。
また、「目先の数字や結果に縛られないこと」も大切にしています。成果は重要ですが、その成果の先にいるステークホルダーの成長や幸せにまで視野を広げることが、価値のある仕事に昇華します。大きな視点で事業を捉え、解像度を上げて先を見据える、このケイパビリティも研磨していきたいです。
今後の展望・私の夢
世の中には「中長期的な目標を持て」という意見も多いですが、自分はあえて持たないようにしてます。数年先がどうなるかなんて分からないし、目標に縛られて今の自分の選択肢を狭めたくないという気持ちがあるからです。
あえて言うなら片手は常に空けているので、「これだ!」と思った瞬間に迷わず飛び込める準備を整えておく。自分の直感と情熱に従いながら、自由で刺激的な毎日をずっと送りたいです。
瞬間ごとの選択を積み重ねることで、振り返れば誰にも真似できない自分だけの道がある。そんな生き方が、自分にとっての「夢」なのかもしれません。
「一歩前を行く自分をライバル」と捉え、自分らしく毎日を積み重ねていきたいです。
若者へのメッセージ
やりたくないこと、誰にも評価されないことは世の中にたくさんあります。ただ、そういう経験がいつの間にか自分の糧になっていることも多いです。だからこそ、腐らずに黙ってやってみることをおすすめしたいです。自分がこれに気づいたのは20代後半になってからでしたが、もっと早く知っていたら、もっと多くのチャンスを掴めていたかもしれないと思っています。
ただ今の常識がこの先もずっと当たり前とは限らないので、常識に囚われないでください。今目の前にあることを信じて、楽しんで、没頭することが、後悔しない人生をつくる鍵になる。特に若いうちは、チャレンジすればするほど、その経験が後々「人生の複利」となって、何年もかけて大きな力に変わっていきます。
あなたの決断は、きっと正しい。周りの声に惑わされず、自分が選んだ道を突き進んでほしいなと思います。
株式会社LOGLEE
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