Yuki H1合同会社 CEO 平井 信行
時間は有限!努力は無限!後悔は永遠!
Yuki H1合同会社
CEO 平井 信行
略歴
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神戸大学卒業後、国家公務員として大阪国税局に就職。
大規模法人調査を中心に36年3か月の勤務を経て指定官職(税務署長待遇)で定年退職。
在職時は国税庁優良事績として長官表彰等を複数回受彰するとともに、神戸大学大学院(経済学修士)、英国国立ウェールズ大学大学院MBA(経営学修士)、CFE(公認不正検査士)等多数資格等を取得。
現在は個人として平井信行税理士事務所、
法人としてYuki H1合同会社を設立し事業展開を図っています。
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現在の仕事についた経緯
現職時の税務調査の仕事は私の天職だと思っていましたので定年まで勤め上げようと決めていました。退職後については、自分が社長となって会社を作りたいと兼ねがね感じており、そのためには、他者にはないスキルを自分自身が身につけて勝負したいと思っていました。一方、自身の好きな、また、やりたい仕事をし続けていきたいとも考えていました。それらのことが、創業のきっかけとなりました。
創業してまだ1年も経っていませんが、この創業精神が、自身の得意分野を伸ばし、専門性を高めることにもつながって、仕事に注力ができていると思っていますし、これからもモチベーションをより向上していけると確信しております。
仕事へのこだわり
これまでの様々な私自身にしか経験のない事象を武器にして、事業を尖らせ展開していくことに一番のこだわりを持っています。
私は、長年の主に大企業(調査部所管法人)の法人税・消費税の国際課税・移転価格を含む税務調査経験に加え、査察部国際セクションでの臨検・捜索・差押え経験、税務署では、特調班や国際税務専門官・特官の調査経験があり、管理職としては、指定官職を含め18年間従事しました。また、公務の要請による民間企業(関西国際空港㈱経理部)への出向経験での経理・決算及び税務申告業務等や税務署の総務課長役職での総務・人事関係等のマネジメント事務も従事しました。
税理士法人においては、短期間ではありましたが、税理士業のノウハウを学ばせていただき、現在、個人事業では平井信行税理士事務所代表、法人事業ではYuki H1合同会社社長(CEO)として業務に従事しております。
業務に関しましては、個人としての税理士業では、企業を中心に顧問先をもち、税務調査対応、税務相談、税務監査等を行っております。合同会社としては、企業に対し税務調査対応及び国際税務等のセミナーや研修(直近では5月に近畿税理士会支部必修研修にて税理士を対象に国際税務の研修を実施)を行うとともに、長年の豊富な税務等の職務経験や英国MBAホルダーを評価していただき経営・監査コンサルとして上場会社の社外(補欠)監査役に今年3月に就任しました。また、講師業では4月に東北大学の学部科目の特別講師を経験するとともに、大手国際資格専門学校からの依頼により4月からCFE(公認不正検査士)の受験生からの質問回答講師を担当し、8月から米国マサチューセッツ州立大学大学院MBAのフィナンシャルアカウンティング科目の正規講師に採用されました。ちなみに、昨年9月から現在も日本語教師として、海外からの技能実習生に日本語を継続してオンラインで教えています。
今後の展望・私の夢
今後の目標は、これまでの実務経験や知識を活かし、上場企業の社外監査役や顧問税理士としてより一層企業に役立つよう事業展開を図るとともに、研修講師として、国際税務や税務調査対応の現職時の経験による講義に加え、米国MBA講師として財務会計の講義の充実を行っていくなど、同業他社との差別化を図りながら、より一層研修講師コンサル業を拡大していきたいと考えております。
若者へのメッセージ
仕事を楽しみながら、学び続けていくことへ挑戦していくことが自身を幸福へ導いてくれると確信しています。仕事を楽しむコツや考え方は、まずは自身の好きな、また、やりたい仕事をし続けることだと思います。そのことが、自身の得意分野を伸ばし、専門性を高めることにもつながって、仕事が楽しくなると思います。
これまでの人生を振り返ると、様々な仕事等の経験の積み重ね等から学びの大切さを知り、そして何事にも諦めずに学びを続けていけば、達成感と充実感を与え、自信みなぎる新たな活力に変えることができました。そのためには、“学び”を大切にして、「継続した学びを挑戦し、更なる自己研鑽に励めば必ず道が開かれ幸福の境涯を得ることができる!」と考えます。ちなみに、私の座右の銘は“時間は有限!努力は無限!後悔は永遠!”です。
Yuki H1合同会社
https://yuki-h1.com