かわむら整形外科・内科クリニック 理事長/院長 川村 恭司
伴走医療
かわむら整形外科・内科クリニック
理事長/院長 川村 恭司
略歴
_________________________
金沢医科大学医学部医学科卒業。
滋賀医科大学附属病院整形外科にて研修。
滋賀県内の関連病院にて整形外科医として勤務。
2018年5月 かわむら整形外科・内科クリニック開業にて独立。
2023年6月 医療法人共忠会を設立。
_________________________
現在の仕事についた経緯
幼少期、医師である祖父母の姿を見てきたことで、医学への道は進路の一つして、念頭にありました。学生時代に、バレーボールのプレー中に怪我をしたことで、整形外科、特にスポーツ外傷を診ることができる医師を志すようになりました。大学卒業後、派遣先の病院で外傷、スポーツ外傷・傷害、慢性疾患などの様々な整形外科疾患の患者さんと向き合ってきました。保存治療や手術治療を行うとともに、怪我や疾患に至る前にやれることはないかと考えるようになり、リハビリテーションを主軸とした整形外科診療を行うことを目的に、現在のクリニックの開院を心に決めました。
仕事へのこだわり
まず、当院における職場環境についてです。何をするにしても自身の健康が大切だと思っており、開業してからは特に体調管理には十分に注意するようになりました。自分自身がワークライフバランスを意識し、自らの働き方を見直すことで、個々のスタッフが安心して働ける職場環境を築きたいと考えています。スタッフにはそれぞれ異なる家庭環境やライフステージがあり、一人ひとりの状況に耳を傾けるために、定期的に面談を行っております。多様な働き方を取り入れ、スタッフが無理なく生活と仕事の両立を図れるような環境作りを目指しています。また、単に業務を遂行するだけではなく、スタッフが成長できるような機会や学びの場を提供することを目的に、勉強会やカンファレンス等も定期的に開催しております。スタッフ全員が家庭も仕事も誇りを持てる職場環境にしていきたいと思っております。
次に、自らの診療理念についてです。中学生からバレーボールを始め、現在でも大学時代に創った、クラブチームで毎週末に練習を続けており、全国大会にも出場しています。スポーツは心身の健康増進にはとてもよいと思います。しかし、すべてのスポーツに外傷・傷害はつきもので、怪我をしたときは、本人だけでなく家族の方も辛い思いをすることが多分にあります。そういった場面で、長くスポーツに関わっている自分であれば、少しでも役にたてるのではないかと思い、スポーツドクターの資格を取得しました。怪我をした時だけでなく、怪我を予防するための身体作りや怪我をした後のフォローなども相談できるクリニックにしたいと考えております。また、内科も併設しており、体調がすぐれない時は、整形外科、内科のそれぞれの専門医により総合的に診療を行い、可能な限り問題点を解決し、丁寧に説明することで、不安を取り除くことができればと考えています。
自身が幼少期に安心して過ごしてきた地元で、祖父母や両親の世代の困っている方を助けたい、また、自分と同世代の方や子供たちができるだけ長くスポーツを続けてほしい、怪我をしたら治療し、患者様やその家族の気持ちに寄り添っていきたいという思いは、開業後も日を追うごとに強くなっております。
今後の展望・私の夢
クリニックにおいては、当院の理念にもありますように、高品質な医療を親切丁寧に提供していきたいと考えています。そのために、技術向上と専門性を磨くために日々勉強し成長を心がけること、常に新しい事に挑戦・取り入れること、スタッフ全員が自信と誇りを持って働けることが必要だと考えています。その他の展望として、アウトドア施設やスポーツジム経営をしてみたいと思っております。例えば、キャンプ、ハイキング、ヨガや各種スポーツなどのアクティビティを取り入れたり、すでに当院で取り組んでいる体操やピラティスの教室も引き続き開催し、心身のリラックスを促進するスペースを提供したりできるような施設があればいいのではないかと考えています。医療者として治療にも関わりながら、訪れた人々が自然と触れ合い、リラックスした時間を過ごすことで、更なる健康推進を目指せる環境や体験を提供してみたいと思っています。
若者へのメッセージ
自分が大好きなことをして、生きていけるように、大きな目標や夢をもってください。いくつあっても構わないと思います。それを紙やノートに書いて何度も見直してください。不安や失敗を恐れず、何事にも挑戦することが大切だと思います。まずは一歩踏み出して、動き出すことです。
かわむら整形外科・内科クリニック
http://www.medic-grp.co.jp/doctor/kawamura_c/index.html