ザ・ハートクリニック八潮 院長 中村 龍太

頭の中のオシャレを常に

ザ・ハートクリニック八潮
院長 中村 龍太

略歴
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2007年3月 東京慈恵会医科⼤学 医学部医学科卒業
2007年4月 慈恵医⼤附属柏病院 初期臨床研修
2009年4月 千葉⻄総合病院 内科 循環器科 医員
2015年4月 同循環器科 医⻑
2015年11月 葉⼭ハートセンター 循環器科部⻑
2016年11月 千葉⻄総合病院 循環器科副部⻑
2017年4月 綾瀬循環器病院 循環器内科医⻑
2024年4月 ザ・ハートクリニック八潮開院
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現在の仕事についた経緯

 中学生の頃、蕁麻疹が部活の後などに出やすく、酷くかゆくて辛かったのですが原因不明でした。また弟も蕎麦アレルギーがひどく、アナフィラキシーというアレルギー反応が強く出てしまい、全身の蕁麻疹と呼吸困難の症状を呈してしまうことがありました。今でこそ周知の事実ですが、アレルギーに関して思春期の頃に調べてみると、自己への免疫の過剰反応であることがわかりました。免疫学に対しての面白みを感じ、免疫システムそのものがあらゆる疾患や病態に絡んでいるということもさらに学びました。

 高校入学当初、元々環境問題に係る仕事をしていきたいと考えておりましたが、ピエロの格好の実在したパッチ・アダムスという小児科医の本を読み、とても気さくでフレンドリーな医師像に憧れを抱くようになりました。これらのことから小児アレルギーを専門にしようと医学部に入り学ぶことを決意致しました。子ども好きだったこともあり、小児病棟で大学1年生の頃はボランティアで遊びに行ったりもしました。このまま小児科医になるのかなという流れですよね。ところが、研修医の時にあらゆる科をローテーションするのですが、そこで循環器内科という分野に出会います。心臓や血管を主に診療する科です。施設の整ったところですとカテーテルという細い管で詰まった血管を通したり、不整脈の治療を行うような分野です。今や弁膜症の一部も胸を外科的に開かずにカテーテルで治療が可能となって既に久しくなっております。生活習慣病の結果、そのような疾患にかかることが多いため、予備軍を含めますと寿命を迎えるまでに日本国民の3分の2ほどはお世話になるであろう分野です。

 当時まだ24,25歳くらいでしたが、その分野に対して情熱的な先生の直接指導を受け心揺さぶられ、またカテーテルという治療行為そのものに面白さを見出し、テレビ画面のようなモニターを通して自分の指先とリンクするカテーテル操作は幼少期からテレビゲームにハマっていた自分にフィットしているな肌で感じられたことが、この分野へ進むキッカケとなりました。その後野戦病院のような所や自分以外にカテーテルをするドクターがいないような病院で、プレッシャーをビリビリと感じながら成長をしていく自分を俯瞰視しておりました。その後、急性期治療の分野から連続的に予防医療を患者さんに提供していく!という考えが強くなり、ここ八潮で循環器疾患の発症や再発予防を、総合的にかつ患者さんの疾患時間軸に沿って診療出来る専門クリニックを立ち上げるに至りました。この界隈では珍しいクリニック心臓CT検査や外来心臓リハビリに注力を注いでおります。

仕事へのこだわり

 患者さんの病気へのアプローチの最適解はないため、その方の背景に沿って診断そして治療の舵取りをできればと考えております。それは研修医時代から変わりません。

今後の展望・私の夢

 健康的と思われがちなアスリート、スポーツ選手に対しての心臓血管疾患の予防事業の展開したいです。

若者へのメッセージ

 アラフォーオジからのメッセージですが、20−30代でやっておくべきことを伝えます。自分の得意とする分野以外に、もう一つとことん夢中になれるモノを見つけて人生に幅を持たせてください!きっと周りの人が助けてくれ、人生を豊かなものにしてくれるでしょう。 

ザ・ハートクリニック八潮
https://www.the-heartclinic-yashio.com/doctor/