なかつぼ眼科 院長 中坪 弥生
神様は乗り越えられない試練は与えない
なかつぼ眼科
院長 中坪 弥生
略歴
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関西医科大学医学部卒。
卒後関西医科大学附属病院眼科学教室入局。
その後関西医科大学附属病院、大津赤十字病院、済生会野江病院、松下記念病院、
JCHO星ヶ丘医療センター眼科部長などを経て令和6年4月になかつぼ眼科を開業。
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現在の仕事についた経緯
父親が耳鼻咽喉科を開業しており、小さいころから身近に医療がありました。また高校生時代、進路を決めるにあたって資格のある職業につきたいと思ったため、医学部進学の道を選びました。医学部卒業時、手先が器用だったことで外科系の職業につきたいと思いましたが、体力面や、兄がすでに耳鼻咽喉科に進んでいたこともあって、眼科を選ぶことにしました。
仕事へのこだわり
研修医時代は無我夢中で仕事に取り組んでいました。眼球は24mm程度の組織ですが、疾患の種類は多岐にわたります。それぞれのエキスパートになることも大事ですが、私は「自分で診断できて自分で治療ができる」という眼科医を目指してやってきました。やはり、疾患が多いため自分で治療をするというところには限界があるとは思いますが、診断だけでもできるように知識のブラッシュアップはかかせません。
今後の展望・私の夢
今回、兄が父親の耳鼻咽喉科を継承開業するにあたり、新規で同時に開業することにしました。父親が築いてきた地域での絆も大切にしつつ、新たに眼科で「目のかかりつけ医」として地域医療に貢献できたらと思っています。
若者へのメッセージ
研修先の眼科部長がとても厳しい先生だったこともあり、精神的にも体力的にもきつかった時代もありましたが、その苦難を乗り越えたからこそ、今の自分があると思っています。また、病院も勤務先がかわればそれぞれのスタイルや部長先生の意向などの違いもあるため、慣れるのは大変ですが、さまざまな病院での勤務を経験して、よいところを取り入れていけたのではないかと思っています。仕事は試練の連続だと思いますが、「神様は乗り越えられない試練は与えない」と思って、日々精進しています。今回開業するにあたっては、人とのつながりも非常に重要だと再認識しました。どんな小さなご縁でも大切にしたほうがよいと思います。
なかつぼ眼科
https://nakatsubo.jp