公益財団法人KAWAJIRI FOUNDATION Founder 川尻 征司

高みを目指す者は達成に甘んじない。

公益財団法人KAWAJIRI FOUNDATION
Founder 川尻 征司

略歴
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公益財団法人KAWAJIRI FOUNDATIONファウンダー。
学業優秀でありながら経済的な理由により
学費の支弁が困難な大学生に川尻育英奨学金を給付し、支援している。
また、世界を繋ぐアートプロジェクトDANDELION PROJECTのサポートや
tHE GALLERY HARAJUKUの設立など、アート&カルチャーの新潮流を作る
アーティストの支援を行う新世代ギャラリストとしても活動。
「世の中を、より良く」を指針として、教育、アート&カルチャー、食などの分野で活動している。
著書に『GLOBAL CITIZEN』がある。
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現在の仕事についた経緯

 元々美容師をしていたので、ハサミ一本だけでフィリピンへ渡りましたが、不安な気持ちよりワクワクした気持ちのほうが大きかったのを覚えています。その後、長い期間フィリピンで様々なビジネスを展開しましたが、やはり日本への貢献。未来ある若者への貢献をしたい。という気持ちが年々大きくなっていき、現在の仕事でもある「支援」という仕事を始めました。関係各所と協力をしながらも、大前提、若者や企業が未来で活躍できるかどうかを見極めながら、できる限りの金銭的支援を行っています。

仕事へのこだわり

 「お金」を理由に子どもたちが、進学や在学を諦めないでいられるような環境を作ることです。私自身、大学進学を諦めた経験もありますが、第一にこれからの日本を作るのは若者であるのと同時に、若者がより良い社会を作って欲しいと考えています。「経済系学部に在籍する大学生」に向けて現在は行っていますが、今後私の活動が広がっていくことで様々な分野にも波及していくと考えています。将来的に構想していることは多くありますが、まずは私ができる範囲で子どもたちを支援していきたいと考えています。

「SDGs」についての取り組み・考え

 「教育」と「不平等さを無くす」こと。不平等さを無くすことで、より良い教育につながっていくと考えています。お金がないから良い教育を受けることができないし、学校に行くこともできない。それは子どもが抱える悩みではないと考えています。だからこそ不平等さを無くすことができれば、まずはスタートラインに立つことができると考えています。そのために、私は未来へ投資しているんだと思います。

若者へのメッセージ

 ありきたりかもしれませんが、まずは「体験する、体験して感じる」これをして欲しいと思っています。現在の技術では、調べればすぐに沢山の情報が出てくるものかもしれません。ですが何よりも大事なのは、無駄なことだったとしても、それに辿り着くまでの過程を大事にすることです。日本をこれから背負っていくのはあなた方です。自身の経験を将来に役立てていって欲しいです。

公益財団法人KAWAJIRI FOUNDATION
https://kawajiri-foundation.org/