弁理士法人IPX 代表弁理士CEO 押谷 昌宗
資源を超えるアイデアを
弁理士法人IPX
代表弁理士CEO 押谷 昌宗
略歴
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大企業知財部、特許事務所を経て弁理士法人IPXを共同設立。
2020年に『第1回「IP BASE AWARD」知財専門家部門 奨励賞』を受賞。
同年に『令和元年改正意匠法の解説および新たに保護される意匠の実践的活用テクニックの紹介』を経済産業調査会出版から出版した(共著)。
毎週木曜日にライブ配信しているYouTubeチャンネル『知財実務オンライン』を共同運営。
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現在の仕事についた経緯
大学4年生直前の春休み、実家のポストに届いた資格の学校のパンフレットを母親が見つけ、渡してきました。ぼんやり眺めていると「弁理士」という資格を見つけました。最初は「なんやこの資格、便利屋さんか?」程度の認識だったのですが、この資格について調べ始めると、すぐに「これや!」と思いました。資源の乏しい日本が再び盛り返すためには「頭脳」により生み出される「無形資産」を活かすしかなく、そのサポートができる弁理士という資格に可能性を見出したのです。
大企業知財部と特許事務所で3年ずつ修行し、6年目で独立しようと計画を立てました(実際には7年目で独立)。そして、特許事務所にて現共同経営者と出会い、2人で独立。
仕事へのこだわり
「速さは力」。変化の早い時代において、速さに勝るものはありません。何事もクイックレスポンスを心がけ、仕事の速さを追求しています。ただし、何でもかんでも速くすれば良いわけでなく、仕事の質に合わせて速さと品質のベストバランス(スイートスポット)を見極めるようにしています。
また、「やらない後悔よりやる後悔」という考えを持って行動しています。これは仕事以外にも当てはまるかと思いますが、「あの時やってたらよかったのに!」という後悔は強く長く残る一方、実際にやってみて失敗したときには、「あかんかったけどチャレンジできてよかった。次に活かそう!」となります。人生は一回きり。一時的に失敗したとしても死ぬことはないので、後悔のないようにチャレンジしたいと思います。
そして、「不易流行」を意識する。大事なこと、国家を形作る価値観等の本質的なものは変えてはいけず、しかしビジネスやカルチャー等の流行についてはどんどん新たな考えを取り入れていき、自ら変化し続けることを意識しています。人間社会の変化速度がどんどん大きくなっており、これからは「弱肉強食」ではなく「適者生存」だと思うので、絶えず変化(=進化)し続けないと生き残ることは難しいでしょう。
今後の展望・私の夢
今は頭脳が生み出す無形資産のうち、特許権の権利化という狭い分野でしか付加価値を提供できておりませんが、今後はさらに範囲を広げ、無形資産の創出から保護・活用まで一貫してサポートできる体制を整えたいです。そして、日本企業(個人含む)が諸外国で活動する際のサポートも行い、日本を元気にすることに少しでも貢献できると嬉しいです。
そのため、まずは自分が現役のころに「アジアNo.1」の事務所となり、次世代にバトンを繋いでいくのが現在の目標です(あえて夢とは言わない)。
若者へのメッセージ
オンラインで何でもできる時代ですが、やはりリアルな感覚を大事にしていってもらいたいです。メタバースでライブや旅行、飲み会等を楽しめるとはいえ、実際に人と会い、その場所・その瞬間でしか得られない体験もあります。社会を動かしているのは(今のところ)人間。便利さを求めると人との関わりが無機質となり、それは淋しく思います。いくらテクノロジーが進化したとしても、人に対する思いやりの心をいつまでも持ち続けてほしいです。
弁理士法人IPX
https://ipx.tokyo/