
FPオフィス あくあ屋 ファイナンシャル・プランナー 水島 幸代
LET IT BE
FPオフィス あくあ屋
ファイナンシャル・プランナー 水島 幸代
略歴
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中央大学文学部卒業。
男女雇用機会均等法・施行元年という時代の節目に就職活動を経て社会人となるが、世の中は期待したほど男女均等ではなく、それならやってみたいことをしてみようと27歳で日本を飛び出す。
ツアーガイドやスキー場のゲレンデガイドをしながら夢の海外生活を数年満喫し、30歳で帰国。
日本でのキャリア再スタート後は、運と縁と勘を頼りに、外資小規模事業所を渡り歩き、
親の介護に時間がとれるよう、2020年、独立系ファイナンシャル・プランナー(FP)事務所を開業。くらしとお金の身近な相談相手として、楽しく学びを提供。着付師、日本刺繍作家としても活動中。
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現在の仕事についた経緯
運と縁と勘を頼りに、let it beの精神で、まずはやってみようと挑戦してきた結果が、今の自分です。通い介護に費やす実家との往復時間がもったいなく、電車の中で過ごす時間を有効活用しようと学びの時間に充てていました。介護は、平日の日中に急な対応を迫られることも多く、組織に属していては時間が自由にならないこともあり思い切って退職しましたが、二人の親の最期を看取ることもでき、フリーランスとして独立してよかったと今では思っています。
仕事へのこだわり
大人になるほど趣味と仕事を分けてとらえているように感じますが、私はその区切りを無理につける必要はないと思っています。やってみたいことは、とりあえずやってみる。繰り返すうちに、すっかり“多趣味な人”と言われるようになりましたが、人生に無駄なことなどありません。やりたいからやる、よく言えば、挑戦を続ける。これが私の仕事へのこだわりであり、生き方のスタイルです。いくつになっても、新たな挑戦を楽しみ、去年より成長した自分でありたいと願っています。
今後の展望・私の夢
キャリアプランとしての夢: 独立系FPと言われる存在を社会に広く認知してもらうこと。
日本では、「相談」にお金を払うことを厭う傾向があります。独立系FPは、保険や金融・不動産商品などの紹介・販売を一切行わず、公正・中立の立場で相談者へのアドバイスのみに注力します。時間と知識を提供する相談サービスが広く受け入れられる社会となるよう尽力していきたいと思っています。
ライフプランとしての夢: 着物姿で街を歩く日本人を増やしたい。
かつて同僚であったアメリカ人に、「インドも韓国も民族衣装を着る人は多いのに、日本は着物を着ている人がとても少ないね」と言われたことがあります。きものは大切な日本の文化です。多くの日本人が着物を愛し、平服として着用し街を歩いてくれるよう願いつつ、これからも着付や着物知識を教えてまいります。
若者へのメッセージ
子供の頃の夢は国際線のキャビンアテンダントでした。テレビの影響だったと思います。夢はいつの間にか消えてしまいましたが、今の自分は結構好きだし、満足しています。
目標に向かって夢をかなえることができる人もいれば、なりたい自分がわからない人もいるでしょう。そいうときは、Let it be ー 目の前に今あることを受け入れ、やってみたいことを試してみてください。
成り行きに見えても、経験を次へのステップにできれば、それは成長です。やってみたいこと、楽しいこと、好きなことは、いつか“何者”かになるときのステップにつながります。やりたくないこと、辛いこと、嫌いなことは、いずれ経験として役立つ日が必ずきます。現に、あれだけ辛かった親の介護も、いつのまにか「介護経験豊富なFP」として重宝されています。
挑戦は明日への種、経験は最良の師。新たな挑戦をするすべての人に、心からのエールを送ります!
FPオフィス あくあ屋
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