あおのほし 代表 Kunie Suzuki Kunie Suzuki

「わたしを生きる」「より良く生きる」

あおのほし
代表 Kunie Suzuki

略歴
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信州の住みやすさが大好きで、地元の大学に進学。
その後シングルマザーとなり子育てと両立できる仕事として「自営業」の道へ。
得意だったWebデザインを仕事にしながら心理・精神世界・哲学を学び、
「ヒプノセラピスト(催眠療法士)」を取得。
地元の新聞に取り上げてもらい「ヒプノセラピーサロン」を開業。
完全予約制1対1で多くの悩みに向き合ってきた。
「心身の癒し」をフットマッサージなど多角度から探求。
ものづくりに集中する時間も瞑想に近く、癒しになることを感じ、
レジン・天然石でアクセサリー・置物を作る「オルゴナイト」を勉強し、
ワークショップを開催すると申し込みが殺到。
リクエストが相次ぎ、講師を育てる「日本オルゴナイト協会」を設立する運びとなる。
オルゴナイトがきっかけで今の夫と出逢い、子育てをしながら自身の様々な経験を
「わたしを生きたい」「より良く生きたい」方へ伝え個人を癒し、社会をもっと良くしていくため、日々新しい取り組みにもチャレンジし活動している。中学3年生息子・幼稚園年少息子の母。

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現在の仕事についた経緯

 身の回りを創造することが得意であり、情熱を感じています。逆に言うと、毎日同じ場所に通う働き方は難しいため、シングルマザーであったこともあり「自分で作り上げる」働き方を選びました。育った家庭もレストラン経営という自営業であり、店舗デザインやメニュー開発、広報などをすべてこなす両親を見てきたため、子どものころから自然とその影響を受けていたのかもしれません。

 女性の働き方として、子育てとの両立に悩む方も多いです。もちろん、自営業で時間に少し融通がきく(自分で決められる)とはいっても、子どもの急病時などには子育てと仕事との両立に悩むこともありました。それでも、子どもが寝た後にパソコンで仕事をすることができたり(体調管理をしつつですが)、がんばりを自分で決められる自営業という働き方は、子育て中の焦りやストレスを解消してくれるものであり、そういった生き方・働き方を実践しています。

 自営業として今のいくつかの仕事を選んできたのは、「選んだ」という自覚はなく、「自分が良いと思うものを伝えたい」「自分の経験を誰かのために、社会のために活かしたい」という想いに直感的に従ってきたからです。人間は一度の人生で経験できることは限られています。だからこそ、皆それぞれが自分にしかない経験を持っていると思います。それを社会でシェアしあえたら、知りたい人には本当に嬉しい情報であったり、人生を変えることもあるでしょう。だからこそ、自分が苦しい時こそ、その苦しさとどう向き合い、どうやって脱したかをいつか誰かに伝えたいと思い、個人から社会をより良くしたいと考えています。

 ヒプノセラピーサロンのウェブサイトには、自身の不登校経験なども自己開示しているため、そこに共感して相談に来てくれる親子も多いです。

仕事へのこだわり

 書くことについてです。朝にTODOリストを書き出し、できることから取り組んでいきます。後回しにはせず、行動できることはすぐに実行するようにしています。後回しにすると後悔するかもしれないと思うと、つい後回しにできない性格です。

 カバラ数秘術(誕生日の数字から特性を求める学問)も勉強しており、自身は直感のアンテナを意味する「11」というナンバーを持っているため、とにかく直感を大切にし、ピンときたら行動してみることが幸せに繋がると自己理解しています。そのため、フットワークはとても軽いと思います。

 手帳を愛用し、とにかく書きます。ノートにも書きます。アイディアを思いついたままに書くことで、頭の中が整理され、やるべきことがわかります。デジタル時代でも手書きが好きです。

今後の展望・私の夢

 1か所でトータルに心身の癒しを提供できる場所を実現していきたいと考えています。医者が診療科ごとに分かれているように、専門家を訪ねたくてもどこに相談に行けばよいかわからない人も多いです。これからも、自身が実感として良いと感じたものを学び、悩みのある方に合ったものを選択し提供できる場を運営していきたいと思っています。

 1人が少しでも余裕を持ち優しくなれたら、その周りにいる何人もが笑顔になり、その連鎖で社会全体が穏やかな優しさに包まれるような、そんなイメージを持っています。

若者へのメッセージ

 人生の中で、特に決断が迫られている時は、ストレスも苦労も多いと思います。現在の日本で希望を持てないという若者が多いと聞きますが、どんなに1人が頑張っても社会をすぐに変えることは困難です。しかし、その社会の中で「自分がどう生きるか」ということは、自分が決めることができます。

 「自分の人生をより良く生きたい」という想いは、社会がどんな状態であっても変わらないと思います。「人の」「社会の」ではなく、「自分の幸せ」を実現するためには、まずはそこにフォーカスし、自分を見つめてみることが大切です。自分の特性を理解し、それを活かすことが、幸せな人生への近道だと思います。

 「自分の好きなこと」や「得意なこと」は、人に聞いてみても良いです。「自分は何が向いていると思う?」と尋ねてみるのも一つの方法です。私も、行動的なところは長所だと思っていますが、それも最近になって長所だと思えるようになってきたことです。「落ち着きがない」「飽きっぽい」という短所として見られることもありますが、「私は行動的」と思い、自分のテーマとして捉えることにしました。それだけで、自分が少し好きになれるのです。

 1人で自分と向き合う時間も必要ですし、人に相談したり助けてもらうことも必要です。どちらもかけがえのない時間として、より良い未来へ向かって進んでいってほしいと思います。

あおのほし
https://orgonite-japan.com