株式会社ナチュラ・リエ　なちゅら鍼灸院
院長　畑瀬 理惠子

略歴
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科トロンボーン専攻を卒業後、
鍼灸整骨院を開業し鎮痛鍼に定評あった父にあこがれ、父開業の鍼灸整骨院に入職。
翌年、東京呉竹医療専門学校鍼灸専科に入学。
2000年4月 はり師、きゅう師 国家資格取得。
鍼灸学校在学中に、プロフェッショナル・リフレクソロジスト資格取得。
大学同期の函館出身の夫の元に鍼灸学校卒業と同時に函館に嫁ぐ。
函館では、クイックマッサージ店に勤務後、整形外科に勤務。
開業を視野にアロマコーディネーター資格を取得。
2002年4月 函館五稜郭にて 女性のための はり灸とアロマの融合治療サロンを開業。
2005年 第1子 長男を腎臓形成不全にて生後2時間で亡くす経験を機に、
2006年8月〜2007年1月 安産灸ネットワーク2期生として臨床研修を重ね、
助産院のお産の現場を30症例を経験、再度函館に戻り、院を再開。
2009年1月〜2011年6月まで 埼玉県さいたま市大宮の 不妊不育専門鍼灸院に勤務。
産科の鍼灸実績が評され、地域産婦人科と病鍼提携を結び、
年間250症例もの骨盤位(逆子)灸治療に関わる。
2年半にわたる実績は、病鍼連携下にて97.7%頭位となり、
2020年に日本東洋物理療法学会にて 医療原著論文として発表。
2011年3月11日の東日本大震災の経験を機に、2011年9月函館に戻り、再出発。
現在では、難治性不妊(病院に通院しても妊娠しずらい)方の来院者の70%が妊娠するという実績を持ち(院内統計)、3000症例の妊娠成立実績をもつ。
2017年、2018年に、札幌の鍼灸専門学校卒の鍼灸師、助産師からのご依頼にて、
講演会をしたことをきっかけに、2019年からHFMA鍼灸研修会(畑瀬式不妊妊婦鍼灸研修会)を主宰、
現在では、オンラインにて指導にて9期生を迎え、研修生、研修修了生は、北は北海道旭川〜南は沖縄 まで 70名を超える鍼灸師が所属する。

著書に、『専門家が教える逆子をなおす本』(BLA出版)、『妊活栄養はり灸〜天使ママ鍼灸師が栄養鍼灸でママを救う〜』(ギャラクシー出版)にて2冊の本を出版。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

現在の仕事についた経緯

　実父が鍼灸整骨院を開業しており、音大卒で就職がうまくいかない中、実父の鍼灸整骨院の治療受付助手としてパートを始めたことをきっかけに、幼少期からお世話になっていた、父の鎮痛鍼の素晴らしさに憧れ、23歳で鍼灸学校に入学しました。

仕事へのこだわり

　夫の理解があり、新人の頃から、月一は北海道函館から都内や大阪に学びに出ていました。その頃は(30年くらい前)はそういう方はなかなかおられず、学びたいならどんどん情報がある場所に出たらいいのにと思っています。2005年に第1子長男をポッター症候群(腎臓形成不全)にて、生後2時間で亡くした経験から、産婦人科領域に特化してきました。助産院のお産の現場に入り灸治療や、不妊不育鍼灸専門院に勤務。関連し、医師と並んで近代栄養学を学び、臨床に活かしています。

今後の展望・私の夢

自身が高齢妊娠出産し育児しており、息子たちの孫の記憶に残る、ちゃきちゃき鍼灸師おばあちゃん。

若者へのメッセージ

　終身雇用などはあまり考えない時代。元々私自身、OLサラリーマンは向かないとどこかで自覚していました。しかし、一度は会社とか社会のしくみを知るために、一時就職することはありだと考えます。一度やってみて適正が合わなければ、35歳くらいまでは、リカバリーがきくはずです！

株式会社ナチュラ・リエ　なちゅら鍼灸院
https://na89.jp