キャプテン 神戸学院大学 Dさん

キャプテンとしての成長

神戸学院大学バドミントン部でキャプテンを務めるDさん。
Dさんは長い間一生懸命に競技に取り組んできました。

キャプテンとして、人として。Dさんの成長について迫ってみました。



ー挫折から学んだこと

バドミントンを始めたのは、小学校2年生の時に友達に誘われて体験練習に行ったことがきっかけです。初めは、サッカーか野球をしたかったのですが、気がついたらバドミントンに没頭していました。ちなみに、誘ってくれた友達はすぐ辞めてしまいました。(笑)
兄もバトミントンをやっていて、最初は兄に勝ちたいという思いで頑張っていました。

自分にとってバドミントンでの1番の挫折は、高校2年生の時に半月板のケガをしてしまったことです。周りに置いていかれてしまう焦りがあって、最初の1週間は特に沈んでいました。ですが、切り替えて、体の柔軟性を上げたり、足りない部分の筋肉トレーニングをしたりと、今できることに精一杯取り組みました。そのおかげで復帰してからケガをすることもなくなり、肉体的にもメンタル的にも強くなることができました。ケガを経験することで、大好きなバドミントンができることのありがたみを強く感じました。

ーキャプテンとして

僕の最大の自慢は小学生、中学生、高校生、大学生のすべてのカテゴリーでキャプテンを任せていただいたことです。自分自身、そのような役割にふさわしいのかあまり自信はありませんでしたが、責任をもってその役割を果たすことができたと考えています。

大学でのキャプテンは高校までとは異なり、さまざまな地域から来た人をまとめる必要がありました。部員ごとに学んできたことや学んできた環境も異なるため、ある程度、固定的な考えを感じることもありました。しかし、その考えを否定するのではなく、受け入れることで自分の中で新しい考え方を身につけることができ、部員と円滑にコミュニケーションをとることができたと考えています。

キャプテンをやっていてよかったと思うことは、頼ってもらえることです。試合前に恋愛の相談に乗ることもありました(笑)

ー成長したこと

昔と比べて、人との輪を広げられるようになった思います。

高校生までの自分は、真面目で怖い顔をしたキャプテンだったと思います。物事にまっすぐに真剣に取り組んでいた、高校生までの自分ももちろん誇らしく思っています。しかし、コミュニケーションという点では足りていなかったと感じています。その時は自分のことしか考えられていなかったのかも知れません。強くなりたいという気持ちで練習していたので、周りが見えていなかったと思います。

大学では、高校までの反省を生かし、部員とのコミュニケーションをしっかりととるようにしました。部員と積極的にコミュニケーションをとり輪を広げることで、部活という集団をチームとして強くすることができたと考えています。

神戸学院大学バドミントン部は、部員同士とても仲がいいです。部活以外でも一緒に遊ぶことが多く、先輩、後輩関係なく楽しく練習することができています!

ー10年後、NEXT GENERATIONの自分へ

「素直に正直に」

今までバドミントンに関してはまっすぐにやってきたと思っています。これからも何か自分が本気で取り組めることに挑戦していきたいですね。