株式会社TechBowl 代表取締役 小澤 政生

エンジニアリングで日本の国力を上げる

株式会社TechBowl
代表取締役 小澤 政生

略歴
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京都大学経済学部経営学科卒業。
2010年株式会社サイバーエージェントに新卒入社。
2012年より同社にて技術職採用の関西エリア立ち上げを経験。
7年間で約15,000人の候補者と対話。2017年新卒採用責任者として約200名の採用戦略、育成を担当。
会社説明会を廃止し、オンライン会社説明会「サイブラリー」を仕掛けたり、各所で多数講演。
2018年10月19日に株式会社TechBowlを創業。自身の経験を生かし、次世代のプロエンジニアを増やす仕組みを生み出す。
2019年5月に本気でキャリアを伸ばすエンジニア塾「TechTrain」を開始し、エンジニア人材の育成、採用支援、事業法人のリスキリング支援を展開。

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現在の仕事についた経緯

 2018年にTechBowlを起業しました。その前は株式会社サイバーエージェントで採用責任者として、技術職採用を中心に採用・育成・配属・評価を担当していました。採用活動を通じて、「エンジニアになりたい人は増えているが、企業が求めているエンジニアが全然増えていない」という現実に気づきました。この課題に対処するために、採用の枠組みから抜け出し、「育成」に焦点を当てることに興味を持ち始めました。そして、「自ら行動を起こすしかない」との決断を下し、現在の事業を立ち上げることに至りました。

仕事へのこだわり

 大きく3つあります。1つ目は「どうしようではなく、Doしよう。」スタートアップは決断の連続で「わからない」「悩ましい」という事が多くあり、ぼーっとしているとあっという間に1日が過ぎてしまいます。なので、試してみる選択肢があるならまずは小さく早くやってみよう(Doしよう)。という考え方です。

 2つ目は「積み上げではなく、逆算。」どこに向かって何のためにやるのか。TechBowlが掲げるMISSIONは「エンジニアリングで日本の国力を上げる。」です。全ての活動をこの目標から逆算をして取り組んでいく、という意味です。

 3つ目は「ifのおもてなし。」ユーザーや企業、社内の他の職種の人など社内外問わず、関わる人の立場を自ら想像し、行動するという意味です。どのような情報を先に提示すれば円滑に回るのか。より早く、より大きな成果に繋がるのか。相手の立場になって物事を考え、その人に対する気配り、心配りができているかを意識しています。

・どうしようではなく、Doしよう。
・積み上げではなく、逆算。
・ifのおもてなし。

この3つは弊社で働く上で最も大事な価値観(Value)になっています。

今後の展望・私の夢

 人生をかけてこの会社を大きくすることです。出来れば生涯現役でやっていきたいと思っています。次世代のエンジニアを、今のエンジニアたちが会社の垣根を超えて育てる。このサイクルを繰り返しながら、様々な企業で活躍するエンジニアを輩出し、世の中になかった面白いサービスや新しい技術を生み出し続け、 エンジニアリングで日本の国力を上げます。

若者へのメッセージ

 「どうしようではなく、Doしよう。」どうしよう、と悩むことは、非常に価値あることだと思います。そこから自ら行動を起こすことで、自分の本当の欲求や目標に向かって進むことができます。私自身も悩むことも日々多くあるので、偉そうなことは言えませんが、今の若者は選択する力に長けていると感じます。しかし、それを言葉にすることが苦手な人が多いような気がします。 完璧な言葉を求める必要はありません。大切なのは、自分の思いを言葉にし続け、それを実行に移すことです。
そして、その実行を継続していくことで、自信が自然と湧いてくると思います。根拠のない自信でいいんです。小さな決断でも構いません。カタチにするまで、自らの力でやり遂げていくことが大切です。その積み重ねが、将来を築く力になるので。どうしようではなく、Doしましょう。

株式会社TechBowl
https://techbowl.co.jp/