白くま整骨院 院長 白石 洋平

継続は力なり

白くま整骨院
院長 白石 洋平

略歴
_________________________

さいたま柔整専門学校卒業後、3年間治療院で修行を積む。その後、「白くま整骨院」を開院。現在は口コミ数が100件を超え、医療機器を一切使用しない「手当て」にこだわる治療家として活躍中。著書に「匠の技術を持つ施術家たち」(セラピスト出版社)、「なぜあなたの【肩】は石のように固くなってしまったのか」(Amazonにて発売)など。
_________________________

現在の仕事についた経緯

 私が治療家を目指したきっかけは、高校時代の野球部での経験があります。過酷な練習を続けるあまり、腰痛に悩む日々でした。「この腰痛がなければ、フルスイングできるのに…」そう思っていたところ、チームメイトからの紹介で近所の整骨院へ通院することになりました。

 その整骨院は院長先生が1人で対応しており、患者様には常に笑顔で向き合っているのが印象的で、「この先生なら私の腰痛も治してくれるだろう」と、安心感が湧いてきました。結果的に3回程の施術で腰の痛みがほぼ消え、私は驚きと嬉しい気持ちが入り混じり、「自身もこんな先生のように痛みで困っている人の力になりたい」と考えるようになりました。

 その後専門学校で柔道整復師の国家資格を取得、3年間治療院で修行を続け、2014年に白くま整骨院をオープンしました。

仕事へのこだわり

 私が治療家として心掛けている点は、患者様が「正しい姿勢を身につけて、痛みをぶり返さない」ことです。例えば肩こりや腰痛を訴える方の多くは、猫背などの不良姿勢が原因であることが考えられます。ですので、私は筋肉にアプローチするだけでなく、姿勢に目を向け改善することによって、痛みを再発させない身体作りを目的としております。

 そのためには初回の問診で、患者様の生活習慣から職種に至り、あらゆる方向性から不調の原因を探ります。私が問診で最も大切にしていることは、「傾聴」です。親身になって患者様のお悩みを聞くことが、問題解決への近道だと考えています。施術のこだわりとしては、他院では受けることができない完全独自の「インナーマッスルマッサージ」という手技が特徴です。インナーマッスルマッサージは筋肉の表層部だけでなく、深層部へ刺激をすることにより、痛みの本当の原因となっている部分を直接アプローチすることができます。また非常にソフトな手技ですので心地良く、患者様は寝てしまうほどリラックス状態になります。揉み返しもなく、小さいお子様からご年配の方まで受けられる安心安全な施術です。

 私は施術によりお身体が回復されたとしても、その良い状態をキープしていくことが大切だと考えていますので、アフターフォローとして患者様一人一人に合ったストレッチの指導を行っております。
その他、私自身メンタル心理カウンセラーの資格を保有していることから、患者様には身体面だけでなく精神面でのサポートも徹底しております。

今後の展望・私の夢

 私の理念としては患者様の痛みが改善されることが、治療のゴールとは捉えていません。例えば歯医者さんの場合、虫歯が治った時点で一生涯通院しないことはあり得ないと思います。恐らく多くの方は予防のため、検診というかたちで定期的に通院されるのではないでしょうか?私は治療院も同様に、痛みが取れて「終了」ではなく、その後も患者様の症状が再発しないよう、サポートしていくべきだと考えています。

 一方で今後の展望は、大人が抱えている痛みだけでなく、「子供が悩んでいる痛み」にも注目していきたいと思っています。ここ最近私が臨床で感じているのは、小中学生の肩こり、頭痛、腰痛が頻発していることです。その背景には、タブレット学習による不良姿勢、重いランドセルを背負うことによる肩への負担、などが考えられます。それらによる影響は大きく、痛みを伴うことで勉強に集中できず学力が低下したり、眠りの質が悪くなることから睡眠負債を抱えることが懸念されます。

 この問題は決して見逃すことはできませんし、子供だからこそ早期治療、早期改善を目指すべきです。実際に私自身も一人の息子を持つ父親ですので、痛みで困っているお子様を心配する親御様のお気持ちはとても理解できます。まずは些細なことでも私にご相談下さい。全力でサポートすることを誓います。

若者へのメッセージ

 かつて経営の神様と言われていた松下幸之助氏が面接を行う際、最後に必ず「あなたは運が良いですか?」と質問していたそうです。その質問の意味とは、「自分は運が強いんだと確信していれば、どんなことも受け入れて立ち向かう勇気と力が生まれてくる。人から見ると決して運がいいとは思えない状態であっても、自分は運がいいと思える前向きな考えができる人がふさわしい」という松下の考えだったそうです。

 私は人生における物事には表と裏があると考えています。ですので、どちらか一方だけをみて判断するのは浅はかであり、もったいないことです。一見運が悪いように思えることでも、考え方によってはそれがチャンスだったりもします。そのチャンスに気付けるかどうかで、人生は大きく左右されるのです。

 私からあなたに送りたいアドバイスは、「自分は運に恵まれているんだ。だから大丈夫。」という発想を持ってほしいのです。たとえ思い込みでも良いのでその考えが持つことが、あなたをいかなる苦悩や逆境からでも救ってくれることでしょう。

白くま整骨院
https://shiro-kuma-seitai.com/