医療法人秀浩会 かねしろ整形外科リウマチクリニック 院長 金城 聖一

寧静致遠

医療法人秀浩会 かねしろ整形外科リウマチクリニック
院長 金城 聖一

略歴
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2004年3月 大阪大学医学部医学科卒業
2014年3月 大阪大学医学部大学院 器官制御外科学(整形外科)修了
2021年よりかねしろ整形外科リウマチクリニック開業
出版物①特殊な骨折insufficiency fracture AFF(atypical fracture of femur)の画像診断 医薬ジャーナル52巻2号(2016年2月) ②痛風の足部障害The foot problems caused by gout 今日の整形外科治療指針第8版(2021年)
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現在の仕事についた経緯

 医師を目指すようになったのは、高校生の時に観た「ER」という海外ドラマに影響を受け、医師に憧れを持つようになりました。大学院でリウマチ研究を行い、その後、基幹病院でリウマチ専門医として診療を行っておりましたが、病院に紹介されて初めて診察をする診療スタイルでありました。病院に紹介された時点で既にリウマチが進行し関節が破壊されてしまった患者さんを多数診てきました。もっと早い段階で治療介入できれば、関節破壊を防ぐ事ができたのではないかと歯痒い思いをする事があり、より早い段階で患者さんの診療を行える機会があるクリニックの方がいいのではないかと考え、開業に至りました。

仕事へのこだわり

 研修医の頃はローテーション制度により多数の専門科(内科・外科・小児科・産科など)を研修し、自分に務まるのか心配で、寝る間も惜しんで職務に没頭していました(させられていました(笑))。今振り返るとそれが良い経験になっており、冷静沈着に対処できる方法・問題点に対する勉強・課題解決方法が身に付いたように思います。

 また「Never put off till tomorrow what you can do today.」という英語のことわざがありますが、普段から「今日できることは、今日のうちにやる」のが私の信条で、常に準備を怠ることなく、いろんなことを想定したうえで診療を行うように心がけております。また大学院時代に基礎研究に携わったことで、細胞レベルで病態を考えるようになり、病態理解の視野が広がったと思います。これらの経験を活かし、個々の患者さんに少しでも役立てるように日々研鑽精進していきたいと思います。

今後の展望・私の夢

 クリニックでは外来診療による内科的治療が中心となりますが、外科的治療・手術治療も対応できる規模のクリニックへ発展できるように、私自身研鑽を怠らず、またスタッフ教育にも努めていきたいと思います。来院された患者さんだけでなく、当院のスタッフも充実した生活を過ごせて、皆がhappyになるのが私の目標です。

若者へのメッセージ

 「寧静致遠」とは誠実で、なおかつコツコツと努力を続けないと、遠くにある目的に到達することはできないという意味になります。三国志で有名な諸葛亮孔明が「五丈原の戦い」で病気で亡くなる際に、幼い息子の瞻(せん)に宛てて書いた遺言になります。私もまだまだ若輩者ではありますが、運動でも、勉強でも、生活でも、コツコツと地道に、諦めることなく、粘り強く「やりぬく」ことが、大切だと思います。

医療法人秀浩会 かねしろ整形外科リウマチクリニック
https://kaneshiro-ra.com/