みやびの社労士事務所
代表　稲富 雅勝

略歴
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高校受験に失敗し勉強へのやる気を失う。大学の付属校である私立高校へ進学したものの勉強へのやる気を失っていた為、そのまま付属校推薦で大学へ進学。
入社した製パン会社での長時間労働を体験し、労働基準法に興味を持ち、26歳の時に社労士を目指す。3年目に合格し、社労士事務所で3年間修行。個人事業から大手自動車メーカーの社会保険の手続きを通して社労士としての経験を経て、現在は求人コンサル、採用面接コンサル、人材育成コンサルに力を入れ、企業の人材確保と定着に向けた取組みで企業をサポートしている。このビジネスモデルが注目され、雑誌のCLASSY.やブームの最前線で取り上げられる。
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現在の仕事についた経緯

　社労士を目指した理由が2つあります。最初に就職した食品製造会社の工場勤務の時に当時は長時間労働で上司の休日は月に1日～2日ほどの過酷な労働環境でした。そこで私は労働基準法というのはあるけれど知らないから勉強したい。勉強して専門家のような仕事があればそんな仕事に就いてみたいと思ったことが一つ目の理由です。

　2つ目の理由が私の父親が70代の現在も現役で理美容室を経営しており、私が子供の時から｢小さな会社でもいいから自分が社長になって起業しなさい｣と父親に言われていたことです。
そういったことで労働基準法の専門家として開業できる仕事はないかと探したときに社会保険労務士という仕事があることを知ったのがきっかけでした。

仕事へのこだわり

私の仕事へのこだわりは3つあります。
① 企業の存続と繁栄に貢献する
② いただいた報酬以上の成果を上げる
③ 経営者にも労働者にも寄り添った提案をする

　全国で開業している社労士は3万人程います。その中で私が社労士として差別化する為には何が必要かを考えていました。日本の労働力人口がこれから益々減少していく中で、これからの時代は｢人材確保と定着｣が必要だと思い、2016年から企業の人材確保と定着の為に勉強や研修を受けてきました。人材不足を解消するために弊所では3つのサポートを行っています。

① 応募がくる「求人票作成のサポート」、②良い人材を見極めるための「採用面接官養成講座」、③人材定着と売上アップに繋がる「人材育成研修」を行っています。応募者数を10倍以上にしたこともあり、最大で30倍以上の実績（現在も継続中）を上げたこともあります。また弊所の人事コンサルだけで顧問先の経常利益を2倍以上にした実績もあります。これからは人材定着に更に力を入れようと考えていて、｢美容と健康｣をテーマに提案していけるように弊所スタッフと会議を行っています。自ら美容と健康に関する情報を収集して実際に試しています。令和6年度中に顧問先の社員の方々の美容と健康のために提案できる準備が整ってきました。会社にこのような提案ができるのも全国社会保険労務士連合会が掲げる｢人を大切にする社会｣を提言している社労士だからこそだと思っています。今までも顧問先の社長から｢顧問契約してから社内の雰囲気が良くなった、以前よりも社員の笑顔が増えた｣などお喜びの声をいただくことが増えてきましたが、これから｢美容と健康｣の為の提案を会社が取り入れてもらえるようになると、もっともっと社員の方々に喜んでいただけることを確信しています。これからも会社の存続と繁栄のためにいただいた報酬以上の価値を提供できるように頑張っていきたいと思います。

今後の展望・私の夢

　私の夢は日本で働く人が仕事中でも笑顔でいきいきと楽しく働ける職場を増やしていくことです。そのためには、例えば良好な人間関係の構築、生産性の向上、長時間労働の抑制、社員の能力向上、会社が社員の健康をサポートできる社内体制の構築、人材定着などに貢献していけたらと思っています。働き方改革とは一般的には｢働く人々がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会｣を実現するための改革であり、弊所も顧問先に提案していますが、私としての働き方改革は上記に挙げたことだと思っています。そのために休日は本を読んだり、資格取得（国家資格と民間資格合わせて40以上取得）に向けて勉強しています。また弊所スタッフと何度も会議を重ねて顧問先に顧問先の事情に合わせた職場環境改善の提案書を作成することもあります。現在は｢人材確保と定着｣に特化した社労士事務所ですが、将来的にはその得意分野の先を目指して、｢職場環境改善のプロフェッショナル｣として経営者からも社員の方々からも感謝され、全国でも有名な社労士になりたいと思っています。日本中がもっと働きやすい職場になり、日本がもっともっと明るくなれるように少しでも貢献することが私の使命だと思っています。

若者へのメッセージ

　皆さんの状況は人それぞれで、夢に向かって頑張っている人もいれば、夢が見つからずに人生に迷っている方もいらっしゃると思います。私も今は夢があってその夢に向かって取り組んでいますが、26歳で社労士を目指すまでは夢が全くありませんでした。だから今は夢や目標がなかったとしても人生を諦めることはないと思います。ただ私の人生を振り返ったときに頑張っていない時期があると、頑張っていない結果がそのまま自分の状況に反映されます。私の大学時代はアルバイトと趣味のスポーツに没頭していたくらいだったので就職もなかなか決まらずにいました。今思うとそれは当然の結果です。だからこそ若い皆さんには自分の成長のために自己投資をする時間を作ってほしいと思っています。そうすれば自分の実力が上がっていき人間力も養われ、自分が一人の人間として社会でも必要な存在になっていくと思います。たまには思いっきり遊んだり、息抜きもしたりして、自分の将来のために自己投資すれば明るい未来が待っていると思います。私もこれからも自己投資を続けて、より良い人生が送れることを体現したいと思います。

みやびの社労士事務所
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