富蔵貿易株式会社 代表取締役  大塚 史彦

正しい心と努力は裏切らない

富蔵貿易株式会社
代表取締役 大塚 史彦

略歴
_________________________

高校時代からカナダへ留学。
大学時に日本トップリーグの有力チームであった(旧いすゞ自動車)横浜ギキャッツの入団テスト合格。その後プロバスケ選手としてアメリカ、ペルー、メキシコの海外プロリーグを中心に活躍する。
ペルーで日本人初のプロ選手、オールスター選出。
2014年から英語を活かして富蔵貿易株式会社を創業、スポーツ用品やアウトドア商品の輸入を行う。
現在はサウナ用品を輸入、開発、設計施工まで全て一貫して行う日本でも数少ない会社として活躍中。他には白馬村でサウナとグランピング施設を経営したり22年暮には若手の社長を立ててベンチャーキャピタルと投資家から出資してもらい新たなアウトドア会社を設立。
_________________________

現在の仕事についた経緯

 10代から20代の頃、アメリカ、カナダ、そして南米でプロバスケット選手として滞在していました。 その関係でアメリカ現地の大手のスポーツメーカーに懇意にして頂き、スポーツアパレル・スニーカーをメインに国内で販売したことが起業するきっかけでした。 近年では貿易事業とは別に、宿泊事業であるグランピング事業に力を入れています。 特にここ数年、グランピングとサウナ事業の可能性は大変大きなものとなっています。 弊社は何か目に見えるものを売るだけの会社ではなく、オーナー様の業務の売上を延ばし、業務が円滑に進むように技術提供をしてWin-Winの状態を作ることを第一としています。 時代に合わせた、最先端の商品と機能性で業務をご提供しています。

仕事へのこだわり

 仕事へのこだわりは「とにかくやる」という言葉を胸に、常に歩みを止めず、突き進んでいく、ただそれだけです。起業をする前はパソコンも一切触ったことない中、ただ「とにかくやる」を徹底し、自分が出来ないなら人の何倍もやる、それによって結果を出していく、ということを心掛けていました。
「とにかくやる」を実行することにより、1人の企業で最初の月の売り上げが3万円だったところを3カ月で100倍の300万円に成長させることが出来ました。当時より規模が大きくなった今でも、自分自身が「とにかくやる」を会社の中で1番実行するようにしています。

 新しい事をやると避難を浴びたり後ろ指をさされます。ただしそれを苦ともせず突き進める者だけが壁を乗り越えられると考えています。成功すると多くの人は手のひらを返していきます。特に日本はそう言った文化が強く感じるので、逆に行動力のある人間は成功しやすい環境だなとも思います。

 またこだわりのポイントはいくつかあるんですが、私も中年になってきており、人としてのパワーと行動力を下げたくないので週3ー4回ジムでウェイトトレーニングをして週3回はバスケットをして20代の野心がある子達と練習をしています。現役のプロの子も混じることもあり真剣な試合ですから試合中は激しい言い争いになることもあります。そうすることで高いCompetition(競争)意識を自身に刻むようにしています。また私が起業して思うのは、仕事に対しての向上心や正しい清廉な心の持ち主しか会社は維持拡大できないと考えています。多少の要領の良さは必要なものの、やましい気持ちが見え隠れするような仕事の仕方はだめです。考え方だけでは人間の本質は変わらないので食生活もラーメン等の好麦粉、砂糖はほとんど食べずに制限、瞑想、早起きを取り入れています。そうすることで仕事も私生活もバランスをとるようにしています。早起きしている人は大部分が清々しい人が多いですよね。

若者へのメッセージ

 何事も常に挑戦する勇気と根性、この2つを常に持ち続け、昨日の自分よりも1歩でも前に進んでいってください。1歩でも前に進んでいくことによって人生は大きく変わっていきます。また、人生の中で挑戦し得た経験はあなたにとって宝物です。私もバスケットボール選手に挑戦し、海外に挑戦した経験があったからこそ、今の人生を歩むことができています。勇気と根性さえあれば人生を豊かに幸せにすることができる。人生は1度きりです。その人生の進む道を決めるのは自分自身です。人生楽しんでいきましょう。

富蔵貿易株式会社
https://tomikura-tradings.com/