医療法人社団日進会にっしん皮フ科・形成外科 院長 平岩 亮一

手本は自然の仕組みの中にあり人の思考にあらず。

医療法人社団日進会にっしん皮フ科・形成外科
院長 平岩 亮一

略歴
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埼玉医科大学医学部を卒業。4年間同院形成外科医局在籍。
教授のご退官を機に東京医科歯科大学皮膚科形成班に在籍し、長野県と都内の一般病院勤務。
都内美容外科勤務。平成17年5月医療法人社団日進会設立、にっしん皮フ科・形成外科開業。
平成26年より「汗の痒みを如何に止めるか?」をテーマに痒み防止剤の開発に着手。
「痒み防止剤」の開発により、「傷が治る過程の最適化」に気付き、以下13件の国内外特許取得。
1.平成27年8月:日本国特許第5796728号: 「創傷治癒を促進し生体諸臓器の被覆(コーティング)及び庇護を目的とした生体皮膜剤」 
2.平成27年10月:日本国特許第5824704号:「粉末状痒み防止剤」
3.平成28年3月:日本国特許第5895244号:「機能性化粧水」(汗の痒み防止、毛包炎の軽減、湿疹・アトピーの予防)
4.平成28年6月:日本国特許第5998399号:「痒み防止剤」(アレルギー性皮膚炎の痒みを含む、多彩な痒み防止作用と自然治癒を早める働き)
5.平成28年9月:日本国特許第5948687号:「生体皮膜剤」(生体皮膜効果促進、骨皮質までの創傷治癒促進作用、炎症後色素沈着を抑える働き)
6.平成29年11月:日本国特許第6232631号:「生体皮膜剤」(気道・呼吸器系の障害focus areaの拡大を最小限に維持し、細菌・ウイルス等の感染・アレルゲン定着を最小限に抑えることで各種症状を緩和する働き。
7.平成29年10月:カナダ国際特許、
8.平成9年12月:英国国際特許、
9.平成27年11月:イタリア国際特許、
10.平成30年10月:フランス国際特許取得、
11.12.平成30年10月:アメリカ特許(2件)取得、
13.令和1年8月:日本国特許第6569033号:「リンパ組織修復性生体皮膜剤」(呼吸により鼻粘膜に傷をつくるミクロなエアロゾル外傷と、リンパ網へのエアロゾルの取り込みにより、種々の病気(ゴール)に到着することが想定される、リンパ節の腫れ、痛み、頭痛、口唇のシビレ、眼瞼痙攣、肩こり、帯状疱疹様の肋間神経痛様の痛みを経鼻的に緩和するリンパ組織修復剤)。現在に至る。
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現在の仕事についた経緯

 形成外科、皮膚科、美容外科といった診療科の専門性(「病気の発症と治療」という、多くの人々にとってあまりにも辛く苦しい医学のサステナブルビジネス)の未来に魅力が感じられず、思考の広がりを狭くすると感じ、自分のやりたい事を見つけるため開業を決意しました。

仕事へのこだわり

 生まれながらに備わった感性と発想転換力を活かし、難病ではなく、身近な疾患を如何に早く分かり易く治すかに重点を置き、治療法を臨床家として研究・実践してきました。治療法が確立されていないものは独自に開発し、無い物は作り、競合を意識せずに生きてきました。

今後の展望・私の夢

 身近で当たり前とされる些細な症状は、実は『傷付いたミクロな体組織の悲痛なる声」に他なりません。『当たり前の症状』とはせず、『小さな症状の増減を如何にして短時間で緩和させ、その実感を得られるか?』を体調管理の指針とすることで、身近な疾患の未病管理が医者に頼らず実現できる。この発想が難病予防に繋がると考えており、新しい医学の方向性の礎となれればと考えています。

若者へのメッセージ

 若い頃は、エネルギーに満ちていて新しい仕事は嬉しくて仕方がないのですが、無理はジワジワを精神を傷めます。今、地球上で元気で生きていることこそがかけがえのないものです。自分自身を大事にしてあげましょう。自分を大事にする人は隣の人や生きとし生けるもの全てを大切にする人となりましょう。仕事では小さな発見を書き貯め、自分流の引きだしを増やしてみて下さい。一見失敗や無意味と感じた経験の中から新たな可能性を得て自分の目指す方向性が見えてくるはずです。定説を疑いましょう。論文や人が考えた事に頼りすぎると現場で失敗する場合があります。ゴールにたどり着く手段は全く違った視点から到達できる場合があります。迷った時は自然の仕組みや直感を信じましょう。

医療法人社団日進会にっしん皮フ科・形成外科
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