合同会社ふくろう 代表社員 沢田 知也

変化を恐れない

合同会社ふくろう
代表社員 沢田 知也


略歴
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2014年、新卒で入社した会社を退職し、【合同会社ふくろう】を起業。当時は輸入業、宿泊業などを試したものの軌道に乗らず、1年後に介護事業所を開業する。その後は、居宅介護、施設、就労支援と介護福祉の事業を広げる。現在は再度輸入業、宿泊業に加えて、デザイン事業、飲食業、アニメ制作等、事業の多角化に挑戦している。
また、立命館大学の客員研究員や草津市心身障害児者連絡協議会の理事、草津市青年会議所の理事なども務めている。
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現在の仕事についた経緯

 新卒入社した際は「世界を飛び回るようなビジネスマン」に憧れて商社に入るものの、思っていたような仕事ではなく自分の仕事を作ることを決意したのがきっかけです。今考えると当たり前なのですが、当時はとにかく早くビジネスを作れるようになりたいと考えており、起業して自分で始めたほうが早いと考え、特にビジネスモデルも考えずに1年と数か月で退職してその月に会社を設立しました。

仕事へのこだわり

 自分1人ではなくチームで仕事ができるように意識しています。起業当初は書類業務も現場業務もほとんど1人で行っており、2~3年目まではそれでも上手くいっていました。しかし、人に任せるということを知らないまま事業が拡大して、精神的にも身体的にもかなり無理が来て、もう限界だという状態にまで陥りました。

 それからは「このやり方では上手くいかない」と頭を切り替え、個人ではなく、組織としての働き方に移行することとしました。情報はできるだけ共有し、レポートラインも全て組みなおし、権限移譲も進めていきました。結果、以前よりも成長速度が上がり、職場環境も向上したように感じます。なので、1番こだわってる部分は、自分は前に出ずに、任せられるように社内制度を整えるという点です。やはり先陣切ってガムシャラに働くのは楽しいですし、ついそうしたくなるのですが抑えるようにしています。

若者へのメッセージ

「どんな仕事にも挑戦してみてほしい」
 学生の頃は表に出てくる仕事ばかり目に入るので、裏にある仕事の情報はほとんど知る機会がありません。その為、「せっかく入社したのに思ってた仕事と違う!」と感じる機会は多々あるでしょう。ただし、裏にある人目につかない仕事こそが中核であり最も大切(しかも給料が良い!)ということはよくあります。なので、若い方こそ、イメージしていなかった仕事や業務を任されたら「チャンス!」と思ってどんどん掴みにいってほしいです。そして、始めて見ると奥が深くてとても面白いと感じることができるはずです。仕事が面白いと感じれば、成果も出るし裁量権も増えて、今度は自分から提案や企画することもできるようになります。

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