きもの Prism Gems 代表 松本 ゆり

自他共栄

きもの Prism Gems
代表 松本 ゆり

略歴
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13年間会社の取締役として勤務、退職後は家族を支えるべく母親業に専念する。また10年間のアメリカ留学中に、日本文化の大切さを再発見し、日本に帰国後、着付け、茶道、稼働を習う。恩師から言われた「世界の民族衣装の中で、唯一習わないと着れないのが着物!」という言葉から、使命感を感じ、今後3代先の子供たちが豊かな日本文化に触れられるよう、世界初のハイブリット型きものサロン、きものPrism Gemsをスタート。経営者さんの着物でのブランディングや着付け師育成、レンタル業、派遣業や、世界に向けて影響力を広げていきたい1人ビジネスオーナーさんのサポートもしている。
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現在の仕事についた経緯

 元々着付け師など、この仕事をする前から関わりはあったのですが、一番のきっかけは、海外に移住していた頃、日本の文化をあまり知らずに散々恥をかいたという経験から、本来の着物の美しさや文化を世界に向けて発信していきたいと思うようになりました。

 そこから、私の師匠である先生の勧めもあり、独立をし、本来、着物の授業は地域密着型が主流ではあったのですが、オンラインで発信をすることで、これまで関わりが無かった方々や、海外の人々にも知っていただけるという思いから、世界初のハイブリッド型着付けサロンを起業しました。

仕事へのこだわり

 ”愛”と”守る”という言葉を大切にしています。関わって下さる方々を大切にする、1人1人を大切するということが一番のこだわりです。その一環として、開催をさせていただいたイベントの一部を震災により被害を受けられた方々への寄付であったり、活動の一部を支援金として使わせて頂いております。

 今を生きる人たちにとって、精神的にも経済的にも”支える”事が必要だと感じ、私の事業としても協力をして下さる企業様や起業家の方々がいて、初めてこのような活動ができているので、大々的な規模ではないのですが、支え合いの精神が何よりも大切だと考えています。

今後の展望・私の夢

 着物は”人生そのもの”なのです。0歳から100歳まで人生にわたって関わるものなので、
イベントやピンポイントでしか来たことがないという声を多くいただくのですが、本来は、着物は人生そのものを豊かにしていく効果があります。なので、時代ごとに豊かな心を持った人々が沢山いて、温かいコミュニティがあるという事を皆様に感じていただきたいです。その結果、着物を通して日本を元気にしていきたいと思って思っております。

若者へのメッセージ

 とにかく失敗を恐れず、挑戦していくこと。実は失敗は将来の肥やしになる事が沢山あります。また、失敗をしても必ず誰かが支えてくれるはずです。遠慮しがちになる気持ちはわかりますが、わからないことは「わからないから教えて!」失敗をしてしまった時は「失敗しちゃった!」と言っていいと思います。これから若い方々が日本を支えていく世の中になり、それを応援している人が沢山がいるので、安心して羽ばたいてもらいたいと思います。

きもの Prism Gems
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