皇學館大学柔道部主務 教育学科4年生長谷亮佑

仲間を頼り、頼られる存在になりたい

(一番左:長谷亮佑さん)

佐藤武尊監督の期待に応えたい

ーきっかけは?

コロナ禍で柔道場を使ってのトレーニングや練習が出来なくなってしまい、当時の主務がコロナ対策で忙しく、一緒に手伝ったりしていました。柔道部の選手として入部したのですが、人をサポートすることが好きでそんな姿を見た監督から、「お前に任せてみたい」と言ってもらえて、主務を務めることになりました。

ー選手からいきなり主務になることに抵抗はなかった?

1番最初に監督から言われたときは、「え?俺でいいの?」という驚きの方が大きかったですね。主務という役職をちゃんと務められるのかなという不安があったんですが、監督がそう思ってくれたことが嬉しくて、断るという選択肢はなかったです。

ー大変だったことは?

コロナ対策においての管理業務がとても大変でした。コロナ前はやる必要がなかったことが、コロナ禍になって体調管理や衛生面、書類の提出など気を付けなければならないことが急激に増えましたね。選手のサポートも同時にしていたのでかなり手いっぱい、目いっぱいになりながら頑張りました!また、教育学部だったので教育実習が終わって、どんな状況なのか分からない中試合の引率に行くことも多かったです。どちらも手を抜きたくなかったので、学業との両立も自分なりにバランスを取りながら、取り組みました。

共感出来る仲間が原動力

ー主務になって良かったことは?

2年前に女子柔道部が初の全国優勝(三人制)を果たしました。当時主務になったばかりで慣れないことも多く、辛いこともあった中、サポートしていたチームの優勝を間近で見れたことが嬉しかったです。その時の達成感が、今も主務を続けられている理由の1つでもあるんだろうなと思います。一緒に喜びを共感して分かち合えたことが、やって良かったなと思えました!

ー日頃から意識していること

元々ポンコツでおっちょこちょいだったんです(笑)そんな時監督から、「いろんな人に頼りまくれ」と人に頼るということを教えてもらいました。前の自分だったら1人で閉じこもって考えることが多かったですが、今は分からないことがあれば、周りの仲間に聞いて頼るようにしています。大学を卒業して社会人になっても、この教えを忘れずに立派な大人になりたいです。

10年後、NEXT GENERATIONの自分へ

「沢山の人を助けて支えていますか?いい家庭を作れていますか?」