医療法人社団悠 勝どきウィメンズクリニック 院長 松葉 悠子

人を大事に

医療法人社団悠 勝どきウィメンズクリニック
院長 松葉 悠子


略歴
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金沢大学医学部卒業。東大病院およびその関連病院で研修。2015年より勝どきウィメンズクリニック開設。2児の母。周産期医療に従事してきたが、現在は男女とものジェンダー問題や女性医学に興味あり、性教育講演なども行っている。
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現在の仕事についた経緯

 15才のときに父を過労と思われる突然死により亡くし、医療への興味と経済的自立の大切さを感じましした。自身が親となることにより、子どもは社会の財産であることのみならず、自分も生かされているということを実感しています。産婦人科の医師になると決めたのは研修医になってからです。産婦人科で診療の楽しみややりがいを感じ、この道でやっていこうと決めました。現在では、子を持つ人も持たない人も、誰しもが生きやすい世の中になることが大切であり、いまの世の中には足りないものがたくさんあり、一助になりたいと考えています。

仕事へのこだわり

 産婦人科には妊婦さんだけでなく、不妊症や体の不調を訴える患者さんなど、さまざまな悩みを抱えた方が来院しますので、まずはできる限り患者さんの話を聞くようにしています。そして治療方針を提案させていただく際は、患者さんの希望と医学的見地との両立を図っていくことを心がけています。

 縁やチャンスを大事にしたいです。自分と家族のメンタルも含めた健康が維持できるかぎりは、最善を尽くします。一生勉強です。

今後の展望・私の夢

 母校となるお茶の水女子大学附属高等学校でジェンダー教育を学んでいたことを生かし、女性活躍が社会全体の発展につながると信じ、診療のみならず性教育講演なども行っています。現在では主に女性医師や医療従事者を対象に考えているが、持っている能力を発揮しきれていない人に、十分な能力を発揮できる場所を提供したいです。そのようなクリニックを作っていき、地域の人にも医療を通して貢献したいと思っています。

若者へのメッセージ

ついつい他人と比較したくなってしまう世の中ですが、自分の好きなことや大切にしているものに自信をもって生きてほしいです。理不尽なことも多いが、100年前よりは確実によい社会になっているので、未来に希望をもちたいと思っています。

医療法人社団悠 勝どきウィメンズクリニック
https://www.kachidoki-women.com/