自分なりに自分のペースで 帝京大学 Yさん
自分なりに自分のペースで
野球が大好きで、高校生のころからマネージャーをしてきたYさん。
先の事を考え常に誰かの為に行動しています。
野球との出会いから成長まで、Yさんの魅力に迫ります。
ー準硬式野球部との出会い
この準硬式野球部に入ったきっかけは、大学のホームページの「部活・サークル一覧」を見た時に、“準”硬式という聞いた事のない名前に惹かれ、見学に行ったことでした。大学の部活というと、厳しくて大変というイメージがありましたが、準硬式野球部の第一印象は「全員が楽しそうに部活をやっている」という印象でした。マネージャーの人にも「是非おいで!」と言ってもらって、すぐに入部を決めました。
これまで準硬式野球部に入って挫折した経験はないですが、大変だったことはいくつもありました。まだ入部して数ヶ月、1年生ながらに全国大会のベンチに入らせてもらって、部としても初の全国の舞台で、終始緊張と不安でいっぱいでしたが、たくさんの先輩たちに「はるちゃん(私のあだ名)で良かった」と言ってもらえたことはすごく自信になったし、こんな貴重な経験をさせてもらえて良かったと心から思えました。
また昨年末には、同じ東都1部リーグ所属の日本大学の先輩マネージャーさんから、「私も所属している関東連盟に来ないか」とオファーをいただき、見学を経て学生委員になりました。関東地区に加盟する70校近くが参加する大会の運営を行ったり、その他イベントや諸活動を主催したりと、普通では経験できないことをさせてもらって、すごく充実しています。
ー成長を感じる瞬間
全員が本気で日本一を目指しながらも、自主性を大切にし、仲良く楽しく部活ができることが非常に嬉しいです。
全国の舞台を経験させてもらったり、関東連盟学生委員として活動する中で、部内や同じリーグに所属する人だけでなく、様々な連盟や大学の人と関わらせてもらえる機会が多くあって、その中で「この相手とはどんな話し方をすれば良いのか」を考えた上で、最適な対応の仕方が分かるようになっていった気がしています。そういうところで、日々部活を通して成長させられているなと思っています。
仲間と高め合い、競い合いながら、1人ひとりが着実に成長していき、最後まで本気で活動しています。また、野球だけにとらわれず、地域交流や野球教室などを通じて、自分の強みを活かし存在価値を見出すことに繋がると思います。
私は忙しくしている方が好きで、常に何かを頑張っている瞬間はとても楽しいです。将来は自分なりに、自分のペースで、頑張りたいことを頑張っていきたいと思っています。
ー10年後、NEXT GENERATIONの自分へ
「自分の強みを活かして、社会に必要とされる人になっていますか?」