ULTRA twirlers 駒田圭佑

ずっと1位を取り続けた、それでも挑戦する「意味」とは

バトンとの出会い

バトンを始めたきっかけは、先に習い始めていた姉の影響で、5歳の頃に始めました。姉のレッスンを何回か見に行くようになって、やりたくて仕方がありませんでした。始める前から見よう見まねでバトンが回せるようになっているくらい、バトンに魅了されていました。当時、バトンは今以上に女性スポーツというイメージが強く、両親に大反対されました。どうしても諦められなくて、泣きながらお願いをしていたら、さすがに折れて認めてくれましたね(笑)昔は内気だったのでバトンを持って演技をすることで、自分を解放できるのが快感だったのだと思います。

ー挑戦することを忘れない

やめようと思ったことはこれまで一度もありません。特に、ここ数年、プロとしてのクオリティを下げないために、あえて厳しい環境下で居続けようという思いから、選手権に出場するようにしています。また、今年から人生初のペア競技にも挑戦をしました。やるからには1番を目指すつもりで、ひたすら練習を重ねました。しかし、大会の結果は惜しくも2位でした。どちらのミスがあったとしても、それが自分たちの実力だったんだなと思えるので、大人になった今は冷静に判断できるようになりました。その時の演技や結果を受け入れて、次どうしていくのかを考えて挑戦していくのが私の基本的なスタイルです!

昨日の自分を超える

ーモチベーションの保ち方

ライバルに勝つことも大切ですが、自分の中では上手になって昨日の自分を超えることがモチベーションになっています。1位になってもボロボロになって落ち込んだ時はたくさんあります。常に自分との闘いなので1位にこだわるよりも、演技に納得できるかどうかを大切にしています。

ー意識していること

日頃から嘘のない練習をする、嘘なくバトンをつくことを大切にしています。体調が悪かったり、気分が乗らなかったりしても、その中でできるベストを尽くしてバトンと向き合えば、結果がちゃんとついてきます。「今できることを昨日よりも頑張ろう!」という気持ちを常に意識していました。

目標はオリンピック出場

大人になるにつれて受け入れる力がついたと思います。自分の事や結果、人の意見も昔に比べると全て受け入れられるようになりましたね。指導する立場や、協会側の立場、海外に行かせてもらうなど様々な経験をしていく中で、視野が広がりました。その中でもバトン競技を有名にしたり、オリンピック出場に向けて今できることをやっていきたいです。

10年後の自分へ

「挑戦していますか?常に挑戦している自分でありたい」

駒田圭佑 ULTRA twirlers
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