努力は裏切らない 東京富士大学 Kさん

努力は裏切らない


柔術とは、日本の古典的な武道の一つで、攻防の技に焦点を当てた武術です。
普段は明るく、面白いKさんですが、柔術の話になると目の色が変わります。
柔術の世界でどのように輝き、どのように武道に情熱を注いでいるか。
Kさんの柔術に対する想いや考え方に迫ってみました。






私の最大の自慢
高校生の頃、柔道を始めました。当初、強豪校の選手たちに立ち技で絶対に負けるだろうと考え、寝技の研究に没頭しました。その過程でブラジリアン柔術に出会い、約半年間、熱心にトレーニングをしました。

しかし、大学受験が迫り、残念ながら受験には失敗し、結局、2浪をしました。この浪人期間中、練習に時間を割けない状況が続き、柔術から離れざるを得ませんでした。そして、大学に合格した後、再び柔術を始めようと決意しました。

ところが、入学後、柔術を再開させましたが、2年ものブランクがあり、体が思うように動かせませんでした。そのため、体力を回復し、調整するためにバイト、筋トレ、ランニングなどで気合を入れ直しました。今振り返ると、この2年間のブランクは、私にとって非常につらい期間であったと思っています。




柔術を再開した際に、所属したジムは都内最大最強のジムである「カルペディエム広尾」というジムでした。最初は会員として入会し、朝から晩まで練習に励みました。その情熱と努力が実を結び、約半年後には東日本大会で2位という成績を収めました。

この成功が評価され、ジムのスタッフとして起用してもらえることになりました。今では週3日にわたり、クラスを指導しています。これは私の夢だったことであり、憧れの場所で練習し、指導していることが、私の最大の自慢です。

この経験を通じて、努力が成功につながることを実感しました。ジムでの指導を通じて、他の柔術愛好者にも自分の経験と知識を共有し、彼らが成長する手助けをすることが何よりも充実感を感じる瞬間です。今後もさらなる高みを目指し、柔術への情熱を燃え続けていきたいと思っています。


大切にしていること

普段は朝から晩まで練習をしているので健康的な生活を心がけています。

・3食必ず食べる、お酒は控える。
・柔術の練習は謙虚に取り組む。
・挨拶をしっかりする。
・サウナに沢山行く。



都内の広尾にあるジム、「カルペディエム広尾」は、お金持ちの会員が多い場所です。ここでの経験は、私にとって貴重で、通常は関わることのない人々とも親しくなり、学びの機会となっています。

柔術のトレーニングを通じて、小さなことに感謝する習慣を身につけることも、私の成長の一環として捉えています。これらの変化を通じて、柔術に出会って本当に良かったと感じます。

将来も柔術を通して、技術を向上させるだけでなく、自己成長も続けていきたいと思っています。柔術は単なるスポーツではなく、生活態度や価値観にも影響を与える素晴らしいスポーツだと思っています。

ー10年後、NEXT GENERATIONの自分へ
がんばれ!自分!