青春を捧げた16年間の想い 桐蔭横浜大学 Tさん

青春を捧げた16年間の想い

バスケットボールとの出会いは必然

ーバスケを始めたきっかけ

小さい頃からボールで遊ぶのが大好きでした。小学生の頃、2つ上の兄がバスケットボールをやっていて、親に「一緒にやってみたら?」と勧められて始めたのがきっかけでした。水泳や習字、そろばん教室も、兄と全部一緒にやっていたので、必然的にバスケットボールも一緒にやっていました。

ー嬉しかったこと

私のチームは特殊で、5人が試合に出たら交代せず、最初から最後まで休まず戦うことが決まりでした。厳しい監督だったので、ひたすら頑張りましたね(笑)。アンダー12からアンダー16まで、県内の選抜に落ちたことがないので、頑張ってよかったなと思っています。一時は関東選抜にも選ばれそうになったこともあるので、選抜にずっと選ばれ続けたことはとても自信につながっています!

自分よりも他人に意識を向ける

挫折を経験したのは、高校2年生の時にAチームからBチームに落ち、その後試合に参加できなかったことでした。練習が終わった後も自主的なトレーニングや筋力トレーニングに取り組んだり、自分が得意と思われている部分を強化しようとしました。自分が得意としていたのは、他の人を活かすことで、目立つことではありませんでした。そのため、練習中に注意深く観察し、積極的に意見を伝えることで評価を上げることができました。それは、今でも大学生になった今でも監督から評価されている要素となっています。

ー成長したこと

大学生の時の監督さんは社会人でもあり、人としての基本的なことを厳しく教えてくれました。話し方や物の管理、人間関係など、バスケ以外の細かい部分にまで厳しい指導をしてくれる監督はなかなかいないので、とても感謝しています。そのおかげで、人間性を向上させることができたと思っています。

ー感謝を伝えていきたい

ここまでバスケットボールを頑張ることができたのは、ずっと応援してくれた両親のおかげだと思っています。試合があれば遠くからでも見に来てくれて、長い間ずっと支えてくれたことに感謝しています。これから社会人になるので、親に恩返しをして感謝の気持ちを伝えていきたいです。

10年後、NEXT GENERATIONの自分へ

「色々な経験をさせて貰えているでしょうか。両親への恩返しは出来ていますか。色々な経験をして、自分が成長して得られたものを他の人に伝えられるような人間になって欲しいです。」