俺は俺だから 日本体育大学 Oさん

俺は俺だから

幼いころからボートに情熱を注いできた私にとって、この競技ができること自体が幸せなことでした。自分の軸はしっかりと持って、日々の努力を重ねてきました。ボートが当たり前のようにできること自体が、私にとっては特別な幸せであり、誇りに思っています。これからは立派な大人としての道を切り開き、さらなる成長を遂げることを目指します。

当たり前が幸せだと気づいた

小学生の時は少しボートをやっていましたが、中学生になってからサッカーを始めました。その時は、サッカーで全国大会に行けなかったので、サッカーを辞めようと思っていました。

そして、高校生からまたボートを始めることになります。ただ、中学の3年間はボートをやっていなかったので、周りからとても遅れをとっているのを実感していました。体力にはもともと自信があったのですが、周りとの差を埋めるのが一番辛かったですね。
それをカバーするために社会人の朝練等に参加して、練習しました。

大学2年生の時に、全国大会の前にロードバイクと衝突するケガをしました。
その怪我が原因で2、3年生の時は全く大会に出ることが出来なくて、モチベーションはどんどん下がっていきました。それでも諦めませんでした。親や顧問の先生の事を思い出したら辞められませんでした。その時はとにかく自分ができることを考えて頑張っていましたね。
そうした経験があって、改めて、スポーツが当たり前にできることって、”幸せ”なんだなって感じました。


自分の意見を言える人間になる

私は普段、人と群れることがあまり好きではないです。人に流されずに、自分の意見をしっかりと伝えることを大事にしています。皆、意見は違うのが当たり前で、俺は俺だからと思っています。人に嫌われるのが嫌というのよりも、自分の考えを言えないほうが嫌ですね。
今の人は思ったことを自信がなくて主張出来なくて悩んでいる人が多いと思います。自分には自分の個性があって自分の良さがあります。自分を偽らないで、どんどん前面に出していく必要があると思っています。



これからは自分自身に価値を見出していきたいと思っています。社会人として立派な大人になる、経済的にも余裕を持った生活ができる、余裕のある大人になりたいです。

10年後、NEXT GENERATIONの自分へ

「自分を偽るな」